コンセプト
京都の商店街の店舗に、麻の葉柄のレーザー加工パネルを納品させていただいた施工事例です。カウンター裏のバックボード上部、客席の壁面、通路横と、性格の異なる三箇所に同じ意匠を展開。素材と文様を統一しながら、取り付ける場所と背景によって見え方が変わる構成とし、店内全体にひとつながりの和の印象を通しています。
カウンター裏上部

カウンターの正面、バックボード上部の帯状の空間に麻の葉柄パネルを配置しました。黒塗装の文様が天井際を細く引き締め、中央に据えられた絵画の背景をすっきりと際立たせています。目線より高い位置に連続する文様が、横長の空間にリズムと奥行きを与えています。
通路横パネル

通路脇の縦長の壁面には、同じ文様を縦に長く配置しました。朱色の柱や手水のしつらえと合わせた位置に据えることで、通路を歩く人の視線を奥へと導く役割を担っています。間接照明が斜めから当たることで文様に陰影が生まれ、一枚の面が立体的な表情へと変わります。
壁面パネル

カウンター席の壁面には、同じ麻の葉柄のパネルを面として大きく展開しました。背面から光を受けることで文様がくっきりと浮かび上がり、精緻な輪郭が壁一面に広がります。黒塗装の線と透過する明るさの対比が、落ち着きのある店内に凛とした表情を添えています。
Data
施工地域
京都府中京区
施工年月
2026年9月
板種
ナラ突板MDF T=5.5
塗装
黒塗装仕上げ
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